ながつか智広の決意
昭和53年11月。
日本人として生まれた。
茨城に育ち、素晴らしい自然、優しい人々に支えられた自分。
自分を信じて、身体を限界まで追い込んで勝ち取ったオリンピックのメダル。
表彰式で日の丸が上がって行くとき、お世話になった人々の顔や、素晴らしい環境が脳裏をよぎった。
今まで応援してくれた方の気持ちに応えられたと感じた。
涙が出た。
自転車を通じ、世界を転戦しながら色々な文化に触れた。
世界から見る日本は素晴らしく、私は日本人としての誇りを持ちながら、堂々と世界の選手と戦ってきた。
私の自転車人生において、幸運にも日本、茨城は素晴らしい環境だった。
こんな言葉を使うのは恥ずかしいが、素直に日本を愛している。
世界に誇れた日本。
誰もが未来に希望を持ち、笑顔があふれていた日本。
その日本がピンチである。
どうしてこんな風になってしまったのだろう?
国民の多くが痛み、問題に気がつき、私たちは勇気をもって政権交代を選んだ。
日本の政権交代は、世界の国がビックリする歴史的な出来事であった。
今までの政治を変え、前へ進めるための準備が完了した。
政権交代から10ヶ月。
私には、大きな何かが足りないように感じる。
その足りない何かを埋めなくてはならない。
私は昨年、県知事選挙に立候補した。
茨城から日本を良くしたいと思った。
結果は惨敗。
30歳の男にとって、政治の壁は厚かった。
しかし、過去を悔やんでいては始まらない。
一度は負けたオリンピック。
あきらめなかったからメダルが穫れた。
だから私は、何度でも挑戦する。
この国をあきらめず、もう一度だけ勇気を持とう。
自分の未来は自分で決める。
あなたと私で未来を決めていこう。
私は、自転車の長塚から、政治の長塚に挑戦をする。


